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Web教育学級 7

保育参観のしおりから

鷲宮保育園・鷲宮第二保育園
園長 竹下成子

 平成20年12月20日

ガラス越しの冬の陽が明るいホールでつくし組の子供たちが先生と遊んでいます。
抱っこやおんぶに依らずに自分の体を自分の力で移動できるようになってさぞ嬉しいことでしょう。
先生方が拭き清めた桧のフロアに思い思いに広がって動いています。ハイハイをする児がいます。向こうでは先生の広げた腕に向かってよちよちと歩いたり、あるいはとことこと上手に、オムツで膨らんだかわいいお尻を振って、ボールなどのおもちゃに向かって歩いている児がいてどの児も真剣です。
その後ろ姿をそれぞれの担任がニコニコと見守りながら追いかけています。
ハイハイをして行って障害物(大きなピアノ)に行き当たってしまった児がいます。
まだ言葉は話せませんが眼差しで
「どうしたらいいの?」と聞いているのです。担任は声に出せない子供の意思をすぐに了解して「はいはいこうしましょうね」と微笑みながら言葉をかけ、手を添えて方向転換をさせてやりました。再び安心して元気なハイハイが始まりました。
自分が探索したい興味のままに四方にハイハイやよちよち歩きをしながら転んだり、見慣れないものを見つけ、不安を感じたり恐怖を感じた時はどの児もふっと立ちどまっては担任を振り返るのです。背後には必ず大好きな担任の先生が見守っている事を信じているからです。担任は子供たちの期待に必ず応えて言葉をかけ手をかけ励まし和ませています。このように遊んでいる光景をよく見ていると、つくし組の担任と子供たちの間にしっかりと信頼関係が出来上がっている事がよくわかります。保育士と子供たちが親密に関わる日々をていねいに重ねて築かれた関係です。
「子供のお母さんのようでありたい」という保育士の心からの思いが子供たちに通じて「先生はお母さんみたいだな」という気持ちを寄せてくれていることがはっきりと伝わってきます。
ほのぼのと嬉しくなったひと時でした。

申し上げるまでもありませんが、保育園と家庭はめざましい成長期にある乳幼児のかけがえのない生活の場です。
特に保育園は子供たちが日中の大半を生活するのです。その重い責任を銘記して私たち職員は「当園が子供たちにとって最良の成長の場でありますように」と願いつつ日々の保育に努めております。
つくし組を例としましたが、どのクラスにおきましても何よりも子供と安定した関わりを大切に、日々の保育を行っております。心と心の絆を強くして職員の心を信頼し、よりどころとして安心して様々なことに挑戦していく力を養いたいと切に願います。
保育(子育て)の結果はすぐに目に見えてわかるものではありません。何年何十年もかかってわかることもあるでしょう。確かなのは人生の基盤は必ず乳幼児期から築かれていくということです。
ご両親と園職員の子供たちへの思いはひとつです。
この子供たちが将来しっかり自立すること、そのためにこの時期に

  • 他者と共感し信頼し合える豊かな心
  • 丈夫な体
  • 自然に親しむ心
  • 考える力創造する力
  • 真・善・美に感応できる情緒
  • 人に迷惑をかけたり間違ったことをしない判断力
  • 危険を予知できる感性

などなど
望ましい生きる力を養いたいと思います。
子供たちのためにご家庭と園はしっかりと手を携えましょう。
本日の保育参観が園とご家庭がお子様についての理解を深め、相互に手を携える機会とさせていただきたくよろしくお願い申し上げます。

保育参観のポイント

  • お子様について他のお友達と比較しての観察や評価はなさらないでください。
  • 進級や6月の参観時、家庭での様子と比べてどのように成長しているか、あるいは異なった面があるかに関心を寄せてください。
  • のびのびとくつろいでいますか。家庭と同じような明るい表情が見られますか。担任と友達とのことばのやりとり遊びなど
    具体的には、
    お庭でまたお部屋でのびのびと行動をしていますか。(遊具や玩具を自由につかう。お砂場や運動場で、あるいはお部屋で先生やお友達と遊ぶ)
  • 生き生きとした表情ですか。(お友達といるとき。先生と向き合ったとき。)
  • のびのびとしながらも、ある程度自我を抑制できておちついた行動をしていますか。
  • お友達とお話したり遊んだり、お当番活動などに参加していますか。
  • 一定時間先生やお友達の話に耳を傾けられますか。
  • 一定時間課題活動に集中できますか。
  • 靴を脱ぐ、帽子を脱ぐ、靴をはく、帽子をかぶる。など、自分のことをなるべく自分でやろうとしている様子が見られますか。
  • 一人でトイレに行く。手を洗う。洗った手を拭こうとする。床にこぼしたものなどは拾って口に入れないなど、衛生習慣を少しでも身につけようと行動していますか。
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8.幼児における自称詞の使用

十文字学園女子大学人間生活学部
児童幼児教育学科

准教授 長田瑞恵

PDFファイル 平成22年4月掲載

7.保育参観のしおりから

鷲宮保育園園長 竹下成子

平成20年12月掲載

6.アニメーション提示は幼児の文章理解を促進するか?

独立行政法人 情報通信研究機構 角 薫
十文字学園女子大学 幼児教育学科 長田瑞穂
京都大学 大学院情報学研究科 田中克己

平成17年11月掲載

5.幼児における知識獲得過程についての理解の発達 幼児はどのように理解し、どうして誤るのか?

お茶の水女子大学
 大学院人間文化研究科 長田瑞恵

「人間文化論叢」 第5巻(2002年度) 2003年3月発行 抜粋

平成15年9月掲載

4.知識獲得過程についての理解の発達

お茶の水女子大学
 大学院人間文化研究科 長田瑞恵

平成14年10月掲載

3.埼玉地方のトンボ

退職公務員連盟北葛支部
 総合記念講話資料より 長須房次郎

平成14年6月掲載

2.入園式のあいさつから・進級入園を祝うお花のパーティのあいさつから

鷲宮保育園園長 竹下成子

平成14年6月掲載

1.「知る・知っている」とはどういうことか それについての理解はどのように発達するのか

お茶の水女子大学 人間文化研究科
 理論学術振興会特別研究員 齋藤瑞恵

平成13年6月掲載