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平成14年6月 |
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入園式のあいさつから
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− 船を作るのに一番難しいのは大嵐に遭って横波を食らって転覆しそうになっても元の在り方に戻る「復元力」をどう作るかということを聞いておりますが人間教育という仕事はこの元に戻る力、人間の復元力をつけることではないでしょうか。 これは最近手にした本で出会った言葉です。(著者はペスタロッチ賞平和文化賞受賞・教育者・故人) かけがえのない乳幼児期の成長にかかわる私たち保育者・ご家庭(特にお母さん)は子供たちの平坦ならない人生の道のりの中でこの大切な復元力 −挫折やつまずきを克服できる力 − を養える存在としてどれだけ役に立つことができるでしょうか。 保育や子育ての原点を考えさせられる言葉として重く受け止めた次第です。そして新年度をスタートさせるにあたり、園とご家庭、保育者とご両親は人間の基盤を養う大切な乳幼児期の成長にかかわる者としての役割の重さを改めて銘記したいと思いました。折しも催された本日のこの機会が園とご家庭が少しでもお子様についての理解を深めてよりよい一年間の成長のためにお役に立てる縁となりますように祈願いたしております。 思えば子供たちのあまりにも便利な物の豊かな暮らし。自動車の送迎。つい与えてしまうたくさんのおもちゃ。暖衣飽食。 新聞紙上では青少年が人生の大嵐に飲み込まれてしまったり飲み込まれそうになった、胸の痛くなる悲しい自体が報道されないことはありません。 目の前のこのかわいい子供たちに将来どんな事態が訪れても必ず自分を見失わない力、自分を取り戻す力(復元力)を持たせたいと切に思います。 職員一同心を合わせて日々の暮らし手抜きをしないで子供たちと向き合い丁寧に営みたい。樹木にたとえれば根っこを太らせる暮らしを通して見えない力を培いたいと念願しています。 |
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一人一人の幼児は其の銘々の母の膝下(しっか)から、あなたのところへ来たのである。そして今日からはあなたと母親と二つの愛の下に、一日の半分ずつを過ごすのである。 木々の緑も一段と深まりました。万物の成長著しい今日このごろでございます。本日は保育参観並びにクラス懇談会のご案内を申し上げましたところ保護者の皆様にはお忙しい中をご来園いただきましてありがとうございます。春は出会いと別れの季節と申します。お子様は新しい人と環境の中で既に二ヶ月が経過いたしました。御家族の皆様の励ましと合わせてお友達同士の自由なお庭での遊び、草摘み、野外ランチやむさしの村遠足などの好季節ならではの経験をしながら、このごろはすっかりくつろいだ表情を見せてくれるようになりました。 |