平成16年1月

社会福祉法人さきたま会 理事長
鷲宮保育園 園長
竹下成子

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新年明けましておめでとうございます。
今年もお子様のますますのお健やかなご成長を心よりお祈り申し上げます。

心新たに本年もご家庭と園が手を携えたいと思います。園の保育と家庭の養育を相互に補完しあいながら、どの子にとっても一年間の最良の成長が促せますよう念願しつつ日々をいそしみたいと存じます。

「子供たちのためにお忙しい中をお越し願ってありがとうございます。申し訳ないですね」

「いやお礼を言いたいのはこちらですよ。一緒にいると元気な子供たちからパワーをもらえるんでね」

銀友会(地域老人会)の皆様がお正月を迎えるにあたり、園の正門に今年も立派な門松を飾っていただきました。子供たちに囲まれながら、会話しながらの楽しそうな作業でした。
大喜びしているのは子供だけではなく老人会の皆様も交流を楽しんでいることがわかってどんなにかうれしかったことでしょう。

暮れの一日、竹を切り出したりして丹精に心を込めて手作りをして下さった瑞々しい青竹と松、南天のつぶらで赤い実が陽光を浴びて輝いています。
普段見慣れている園舎もお庭もお正月の光の中に輝き、ご近所の皆様に門松を作っていただける子供たちの幸せをしみじみと実感いたしました。

申し上げるまでもなく子供たちの真に生きていく力(対人間関係、郷土愛、社会性、思いやり、助け合いの貴さを理解するなどの見えない力)は地域ぐるみではじめて養われるものです。
子供たちの心豊かな成長を願うとき、家庭(両親ご親族)のみならず、子供たちの周りの人々、保育園、地域の世代さまざまな皆さまのご支援がなんとしても必要です。

年々、郷土の季節行事なども少なくなり生活スタイル(就労形態・核家族・少子化)の変化に加えて各家々隣近所に対する関心も薄くなる風潮の中で、子供達が地域の方と直に顔を合わせての交流ができる機会もなくなってまいりました。
幸い当保育園におきましては、いつからか子育てを支援する地域ネットワークが形成され、年間を通し地域の皆様が折りに触れて大勢子供たちと交流をしてくだいます。たとえば先月も地域のさまざまな皆様と交流させていただきました。

中学生の手作りおもちゃのプレゼント交歓会
ぎんゆう会の門松作り
おもちつき大会(民政委員の皆様・中学生・老人会の皆様)
クリスマス会

が行われ、それは楽しいひと時を過ごすことができました。
中学生と一緒に歌ったり手をつないでいただいたり手作りのおもちゃを頂いたり、老人会の会長さんがサンタクロースに扮してくださったり、おもちを町長様とご一緒についたりのすべてのできごとが子供たちのゆったりと心豊かな思い出になりました。

私は年頭に当たり改めて園児たちと常に温かい交流をしてくださっている関係の皆様、またこの交流を支援してくださっている関係機関(旧鷲宮町・中学校・民政委員会・老人会)の皆様に心から御礼を申し上げたいと思います。

また人間関係が希薄になって子育てが難しい厳しい時代に保育園の役割は益々重要になったことを認識し、だれもが子供を生み育てるという生き方に夢や希望を持てる社会の実現を支援して、微力をささげてまいりたいと決意を新たにしたしだいです。
今年も職員一同力をあわせて保育にいそしみたいと存じます。




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