薫藤園の楽しい暮らし1 – 2018 春

薫藤園 平成30年春

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薫藤園 第三者委員 就任のご挨拶

秀安区長・薫藤園災害救助協力会会長 根岸 顕

稲穂の緑が清々しいこの頃、地域の皆様、薫藤園の皆様には、益々ご健勝のことと存じます。
私は秀安区長を兼任し、平成30年6月より薫藤園の第三者委員に就任することになりました。
利用者様にとっては、なんでも安心して相談できるような存在、また事業者にとってはサービスの質を改善するための助言を与えられる存在が第三者委員です。薫藤園には平成29年から羽生市地域包括支援センター事業も始まったところです。責任は一層重いものと考えております。
そのためには、常に公正・中立な立場で客観的な判断をし、適切な助言ができなければいけませんし、それにより円滑・円満な苦情解決にもつながると考えております。
住民の身近な存在であり、事業者の活動内容を良く理解している秀安地区の区長として、地域に根ざした薫藤園が良い運営が出来るよう協力して行きたいと考えておりますので、宜しくお願い致します。

 

避難訓練・煙体験実施

施設長 小嶋宏章・従来型介護士 藤城健明

3月13日、避難訓練を行いました。従来型介護室より出火との想定にて避難訓練が行われ、警報が鳴り響き、利用者の方々の顔にも緊張が走ったのが感じられました。
羽生市消防本部の協力のもと、皆様安全に避難することができました。訓練終了後、消防本部より講評を頂きました。職員は訓練前に煙体験ハウスを体験し、いざ火災が起こった時の視界の悪さを体感し、火災の恐ろしさを痛感すると共に日頃からの訓練が大切なのだと改めて感じ、皆様のご協力に感謝しながら避難訓練を行うことが出来ました。ありがとうございました。

 

平成30年 新年会

ユニット型チームリーダー 海澤亮介

会場には笑顔がいっぱいでなごやかに会話がはずみました。

薫藤園では1月8日、新年を寿ぎ、もくせいの里・清和園合同の新年会を開催いたしました。
会場には、ご利用者様が書かれた書初めが飾られました。旭町お囃子保存会様による力強いお囃子、オカリナサークル花音様によるオカリナの音色に皆様感動されていました。懐かしい童謡唱歌の演奏でした。
親睦会では、きさくに河田市長様もカラオケをご披露していただき、ご利用者様も大変喜ばれ、楽しいひと時を過ごされていました。
お忙しい中、ご臨席いただきました羽生市市長 河田晃明様をはじめ大勢のご来賓の皆様、まことにありがとうございました。また、地域の皆様、ボランティアの方々にも心より感謝いたします。

節分会

従来型介護士 田中光江

節分の由来を話し、節分にまつわるクイズで楽しんだあと、イケメン赤鬼・青鬼の登場!!
利用者様一斉に「鬼は外~福は内~」豆を撒きホールに大きく響き渡りました。
イケメン赤鬼・青鬼も利用者様の勢いの負け「参りました」とひざまずき、泣きながら退散して行きました。和やかな雰囲気のなか終了しました。

 

ひな祭り

従来型介護士 松井邦夫

ひな祭りは、桃の節句ともいい、女の子の健やかな成長を祈る行事です。
利用者様と一緒に歌を歌い、折り紙をちぎって制作したお内裏様とお雛様の顔出しパネルから「はい、ポーズ」とちょっと恥ずかしそうに満面の笑みで顔を出し楽しく記念撮影を行いました。
おやつには桜餅が振る舞われ皆様「美味しいね・美味しいね」と喜ばれていました。

 

ユニット型介護士 福島雪枝

ひなまつりということで、皆様でお弁当で使うおかずカップと画用紙でお顔を作り、小さな雛人形を作りました。皆様楽しく作って頂き、かわいいお雛さまが出来上がりました。
その後、作ったお雛さまを持って交流ホールに飾ってあるお雛さまと一緒に写真を撮りました。皆様、素敵な笑顔でした。
写真を撮った後は各棟へ戻って、おやつを美味しく食べて素敵なひなまつりを過ごしました。

 

外気浴

ユニット型リーダー 中川美司子

今日はとても天気が良いので利用者の皆様と外気浴をしました。外にテーブルを出しておやつを頂き、咲いているお花を見ながらプチお花見をしました。
とても気持ち良い時間を過ごす事ができました。利用者様も「気持ち良いね」ととても喜んで頂き嬉しく思います。気温も暖かくなってきたので、またいっぱいお花を見ましょうね。

 

お花見

従来型介護副主任 大塚洋子

関東三大不動である不動ヶ岡不動尊總願寺へ桜の花見に行きました。車内では「楽しみ!」と皆様心ウキウキとされ話が弾んでいました。
到着すると直ぐに桜吹雪のお出迎え! 自然と歩くスピードも速くなり、歓声が上がっていました。そんな零れ桜の下でおやつを食べている時、コップの中に花びらが舞い散ると「風情があるね」と皆様の笑顔も満開になり、「また来年も見に来たいな・・・長生きしなくちゃ!」と話をされ、あたたかい雰囲気の中、お花見を皆様楽しまれていました。

 

薫藤園の楽しい暮らし2 – 2018 春

薫藤園 平成30年春

薫藤園 教室

習字

事務職員 川邉義雄

開催は特養、ユニットが1グループ、デイサービスに分けて実施しています。
利用者様の中には、「この時が一番緊張する瞬間であり、また完成すると安らぎを感じられる」「だから毎日やりたい」そんな話もあります。
書は芸術と思い自由に心ゆくまで楽しんでくださいと話しながら開催しています。
手本は書籍より選び二種類四枚清書する様にし、全員の作品を掲示し、利用者様が書を見て喜びを感じとれる様心掛けています。
デイサービスの利用者様の中には家にて練習したいので手本を下さいと言われる事もあります。皆様の希望する様対応させていただいてます。

 

藍染め

事務職員 本田幸恵

今回の教室では大作の袋を藍染めしました。
下準備で浮き上がる模様を想像しながら布をつまみ数カ所を輪ゴムで縛り、また軸に割り箸を入れ輪ゴムで数カ所を縛ると大きな円形の模様が出来ます。
思い思いに下準備を行い、藍に浸けて染め上るのを楽しみに数日を掛け取り組みました。
出来上がった作品を皆様、満足そうに眺めておりました。

 

活花

ユニット看護師 藤井定江

今回の活花は、ピンクと黄色の花を使って、春を感じさせる桜と菜の花をイメージしたそうです。春と聞いただけで利用者様の笑顔もなんとなくほっとされた温かみのある表情でした。

 

そば打ち

ユニット型リーダー 中川美司子

2月20日、中棟リビングにてそば打ちをしました。
利用者様が「昔、自分もそばを打っていたんだよ。」「今日のそばは何割なんだ」とおっしゃり懐かしそうに話されておりました。皆様交代で蕎麦を打ち、職員がお蕎麦を切ると手打ちならではの不揃いのそばを見て、皆様笑っていらしゃいました。
「大丈夫上手に切れているよ。今日のはきっと美味しいよ」と優しい言葉をかけて下さいました。出来上がって皆で美味しく頂きました。

 

ボランティアの皆様 いつもありがとうございます

音楽ボランティア

従来型介護士 増田杏奈

オカリナってどんな楽器だっけ」「いい音がするんだよね」と利用者様の会話を聞き皆様楽しみにされている様子でした。
交流会が始まると、心地よいオカリナの音色にうっとりとされている利用者様、知っている曲が始まると大きな声で歌ったり、イントロクイズに参加され楽しまれていました。オカリナの音色に心癒され、笑顔が沢山見られました。

歌のボランティア

ユニット型 黒田由美

2月27日、歌と踊りの共演です。利用者の皆様心待ちにしていて集合時間よりも前に動き出す方も見られました。
綺麗なお着物がとてもお似合いな原依子様が登場すると皆様拍手でお出迎え。手を叩きながら口ずさむ方、目を閉じ聞き入っている方、利用者様それぞれの楽しみ方で一時間があっという間に過ぎました。お色直しのドレスも「キレイだね~」と利用者様も笑顔。またのお越しを心よりお待ちしております。

 

歌謡ショー

従来型介護士 神田有美

梅澤晃慧様をお招きし、歌謡ショーが行われました。
交流ホールいっぱいに響き渡る素敵な歌声で懐かしい名曲を披露して下さると、感動して涙を流される方もいらっしゃいました。利用者様がご存知の童謡は一緒に口ずさんだり、身体を揺らしながら手拍子をして楽しまれていました。
お別れの際「すごくよかったよ」「またきて下さい」と皆様名残惜しそうに握手をされていました。

 

誕生会

1月・2月誕生会(従来型施設)

従来型 清水将慶

新しい年を迎え、今回は1・2月の方々の誕生会が一緒に行われました。
カラオケ体操をみんなで元気いっぱいに身体を動かし楽しまれていました。また誕生者の方々にプレゼントが手渡されると、嬉しさのあまり声を詰まらせ、涙ぐみながら「ありがとう」と喜ばれ、とてもあたたかな雰囲気の中での笑顔あふれる誕生会となりました。

 

ユニット合同誕生日会

ユニット型介護士 渡邉美奈

2月22日は三棟合同で4名の方のお誕生日会を交流ホールにて行いました。
職員手作りのペットボトルのミニボーリングを開催し、皆様「難しいよ~」と言いながらもとても上手に倒されていました。
後にイチゴのショートケーキと紅茶をいただきお祝いをしました。「甘くて美味しい!」と言われペロッと完食していました。笑顔で喜んでいただけて良かったです。皆さん長生きしてくださいね。

 

3月誕生会

ユニット型 箭内武弘

今日は、ユニット最長老の方の誕生会。優しさを持った、穏やかな性格の誕生者です。
プレゼント贈呈。あれ、中身が見えるぞと苦笑い。
次は〇寿クイズ。『九十九歳のお祝いは』…皆さん大正解(白寿)。『百歳は』…(紀寿)さすが良く知ってる。今度は間違え探し。あれれ、どこだ?ここか?ここもだよと話しながら協力し和気あいあい。ドライヤーの上に風船を乗せると…アレー浮いたまま止まってる。連結風船リングがぐるぐる回った。何で?と考えたり笑ったりして、楽しく過ごされました。

 

3月誕生会(従来型施設)

従来型介護士 田中光江

3月の誕生会は、絵本の大きなかぶの読み聞かせを行いました。
皆様楽しそうに『うんとこしょ、どっこいしょ』と声を合わせ子供の頃に戻ったような笑顔が見えました。その後はフーセンバレーを輪になって行い真剣にフーセンを追ういつもと違う顔が見られ楽しいひと時を過ごしました。

 

4月誕生会(従来型施設)

従来型介護主任 須賀久子

春の風が心地よい季節となりました。園庭に彩る可憐な花を咲かすような、元気いっぱいの誕生者の方に「おくる言葉」とし、職員によるギター演奏「野に咲く花のように」を披露しました。利用者様と一緒に歌うと、心打たれたのか涙ぐみ、アンコールの声も上がりました。また「勇気100%」を先輩たちと新人職員が和気あいあいに歌い、会場内は盛り上がりました。
誕生者の方からは「良かったよ、有り難う!」との声を聞き、毎日の暮らしに喜びの花を沢山咲かすようにしたいと思います。

 

 

薫藤園の楽しい暮らし3- 2018 春

薫藤園 平成30年春

施設内研修

嘔吐処理勉強会

従来型介護士 中家里美

去年の12月末頃からインフルエンザによる胃腸炎が大流行しました。胃腸炎の嘔吐の感染力、インフルエンザの感染力はとても怖いです。
感染の拡大を防ぐ為に職員全員が正しい知識をもち 嘔吐処理の対応ができるように勉強会を行いました。職員の方々も模擬的な実践を行うことで、発生時に戸惑いなく処理が出来るよう毎年真剣に取り組んでおります。

 

ユニット 嘔吐処理勉強会

ユニット型リーダー 川上 誠

家族や友達、急に具合が悪くなって、もしかしたら嘔吐してしまう事だってあるかもしれません。そんなとき、あなたならどうしますか?
ここでは、家族というわけではなく、利用者の方が嘔吐してしまったらという想定で勉強会、講習を行いました。頭ではわかっていても、実際に体験してみると、なかなかその通りにはいかないものです。
今日の経験が、いざという時に役に立つ、知っていてよかったと思えるものになるといいと思います。

 

ユニット 入浴事故防止勉強会

ユニット型看護師 大塚元子

施設の重大な事故の発生が多く、注意しなければならないのは入浴介助です。
職員全員が二人一組になり、1人が利用者様の役、もう一人が介護者の役で、入浴するときの着脱、車椅子からの移動、立位保持の注意点などを確認し、浴室で実際に体験しながら勉強会を行いました。いつも使っているリフトの操作も、注意深く、真剣な顔つきで行っていたのが印象的でした。

 

身近なウォッチング25

須影中学校跡の碑

羽生市文化財保護審議委員 元薫藤園災害協力会会長 問仁田 勝

かつて須影運動公園の地に須影地区の学び舎であった須影中学校がありました。今回は、その話をしてみたいと思います。

明治20年(1887)、高等小学校が制度化したことに伴い、羽生地域においても、羽生町を中心として組合立の羽生高等小学校が設置されたが、大正9年(1920)には、生徒数も増え、手狭になったとともに、近くに学校をとの要望から、羽生高等小学校を廃止し、羽生・新郷・須影・川俣・井泉の各尋常小学校にそれぞれ高等科を設置して対応することとなった。
後に須影中学校となる須影尋常高等小学校高等科の誕生である。

戦時下の昭和16年(1941)に、一時期、須影国民学校高等科となったが、戦後の昭和22年には新たに学校教育法が制定され、尋常科は6年制の小学校に、高等科は3年制の新制中学校に改称され、義務教育が小学校・中学校を合わせた9年となった。

昭和22年4月1日、新制度による須影中学校の開校である。
初代校長は岡戸繁治氏であった。しかし、小学校の校舎の一部を利用しての開校で、職員室は6畳1間の狭い宿直室を借用、そこに校長・教頭を含む5人の教員が、子供達の使った裁縫台を机代わりにして寄り添うように座っていたという。
須影村役場においては、なんとか独立校舎を建設すべく、村議会に200万円の予算を計上、その上、敷地買収困難な場合は、字ごとに2反歩ずつ持ち寄り地交換をするという付帯事項を付けての可決であった。
建設場所は、村役場北の加羽ケ崎の三ケ谷戸の地、須影焼橋の東の地、そして須影小学校南西の山林地帯の3ケ所が候補とされた。
結果、教育環境も静かで最適の地などの理由により須影小学校南西の山林地帯に決定し、昭和27年7月17日に現須影運動公園の地に独立校舎を新築、落成式が挙行された。
当時は戦後の物資不足の中、材木も切符制であったことから、須影八幡社や田中神社の神木を譲ってもらっての校舎建築であった。校地は松林を切り開いた砂原で、一見砂漠の中の学校という印象であったが、学校の周辺の松林の景観はすばらしかったという。
昭和30年に校庭の土盛り工事が、昭和36年に体育館が、そして昭和39年に水泳プールが完成している。

そんな須影中学校も、昭和55年3月31日、市内の中学校を3校に整備再編する市の方針により閉校となり、南中学校に統合されることとなった。開校から33年間、そして卒業生は2520名であった。
閉校後の須影中学校の跡地は一部が住宅地として売却されたものの、大半が須影運動公園として残ることとなるとともに、翌56年には、昭和41年に新築された「須影集会所」に隣接した、かつてバスケットコート及び庭球コートであった地に須影公民館が新築された。

現在、跡地に残る「岩石園設立碑」(昭和43年建立)、「立志の像」(昭和50年建立)、そして閉校時に建てられた「須影中学校跡の碑」のみが、その面影を残している。