みずほの里の暮らし1 平成28年秋~29年春

みずほの里 平成28年秋~29年春

介護現場から自立支援を考える

社会福法人さきたま会理事長 竹下成子 

みずほの里に夏が来ると、毎日のように食卓を彩るのはエメラルド色の飲み物ゴーヤジュースです。
畑で朝摘みのゴーヤと牛乳とバナナをミックスした特製ジュースは、ほんのり甘く食物繊維ビタミンなど栄養豊かで新鮮そのものです。
みずほの里には小さいながら居室から近い距離に野菜畑や花壇が設けてあり、四季を通して利用者さんと介護職員が協力し合って管理しています。
ご利用者さんのほとんどが近在の方々で、入所に至るまでの人生の中で農業や家庭菜園の経験があります。

「肥料の播き時だよ」
「肥料が根元に近すぎるよ」
「草を早くとらないと野菜が枯れるよ」

と栽培の先生役を果たしてくださいます。

耕されて、種がまかれ苗が植えられ、水やり施肥など丁寧にお世話をして収穫されるのはゴーヤだけではなく、じゃがいも・枝豆・さつま芋・ミニトマト・ナス・キュウリ・蜜柑・柿など様々です。収穫されるたびに食卓を彩ります。
自家製の野菜を召し上がりながら、どなた様にも満足そうな笑みがこぼれさらには会話も弾みます。
介護職員さんからも、野菜や草花を育てる生活を通して表情や行動の変化が報告されています。戸外でのやり取りで目の輝き、明るい表情、光がさしたような満足した表情、日々の血色、嬉しい時の息づかい、握り返した手の力、手のぬくもりなど、意欲の高まりや前向きの気持ちの出現がはっきりと認められるというのです。

2025年(平成37年)には日本の高齢者は30.3パーセントと推計され、国民の3分の1強が高齢者になる時代が到来します。
そのような時代を見据え高齢者の尊厳を保持して、その方が有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるためにサービス提供の制度を設け、国民の福祉の増進を図ることを目的にして介護保険制度が制定されました。(介護保険法第一条)
この制度により、介護予防を目的として自立を支援する事業が全国で一斉に取り組みがはじめられています。
自立支援が必要なのは、まだ介護を必要としていない高齢者の方々ばかりではありません。
自立支援の程度は人によって異なります。その方の心身や能力に応じて高齢者の想いを共有し、生きがいを高めるきめ細やかな自立支援はどなた様にも必要です。
介護が認定されて施設に入所され、寝たきりの方にも「やればできるようになる」ことがあって、やってみて達成した幸福を得ることができます。
農園活動の成果からもどなた様にも自立支援は必要だと実感いたします。

みずほの里では季節を体感し笑顔を引き出しながら、お一人おひとりの生活を良く見て生きがいを探り「出来ることはやっていただく」自立支援を今後とも行って参りたい所存です。

 

みずほの里 秋祭り

加須市長 大橋良一様

本日は社会福祉法人さきたま会の「みずほの里 秋祭り」が、ご利用者、ご家族様をはじめ、地域の方々も大勢ご参加される中で、このように盛大に開催されますことは誠に喜ばしく、心からお祝い申し上げます。
また、この秋祭りの開催にあたりまして準備にご尽力されました、竹下理事長さん、竹下施設長さんをはじめ職員の皆様、そしてボランティアの皆様に、深く敬意と感謝を申し上げます。

施設を利用されている皆様にとりまして、このような催しで季節を実感し、快適な環境と献身的なスタッフに囲まれて楽しい時間を共有するということは、大変すばらしいことです。ご家族の皆様にとりましても、施設を理解し、スタッフとの交流の良い機会となり、さらに心強く、安心して利用していただけることにつながるのではないでしょうか。
「みずほの里」が地域の信頼を得ている理由は、日々このような取組の賜物と感じております。

今後、高齢化社会が一層進んでまいります中で、介護保険制度の円滑な運営はもとより、高齢者の各種の施策事業を推進して参りますためには、民間の施設や地域の皆様のお力添えに大きく期待しなければなりません。
どうか、今後におきましても市政へのご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、「みずほの里」の ますますのご発展と、ここにお集まりの皆様のご健勝、ご多幸をご祈念申し上げ、あいさつといたします。
(平成28年11月3日 大橋市長 あいさつ全文)

 

平成29年を迎えて

特別養護老人ホームみずほの里 統括施設長 竹下 昭

昨年4月に統括施設長に就任して初めての新しい年を迎えました。
年間を通し、ご利用者のご家族様、地域の皆様方をはじめ、多くの方々に温かいご支援とご協力を頂き、心からお礼と感謝を申し上げます。

今年は酉年です。酉年はなにか新しく物事を始め、挑戦するにはグッドタイミングとされています。今年は法人の理念でもあります「地域と共に」の具現化に取り組んでいきたいと思います。地域の皆様にも参加頂くイベントの他、社会貢献活動を通して地域との絆をより深めてまいりたいと思います。

これからも全職員一丸となってご利用者の皆様が健康に笑顔一杯にお過ごし頂けるよう努めると共に、地域に根差した施設作りを実現するため、社会福祉法人さきたま会の理念であります「心豊かに明るくすこやかに 長生きをして本当によかったと思えるくらしを 地域とともに」を目指して、微力ではありますが努力して参りますので、ご指導・ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

皆様に信頼される施設に

施設長補佐 渡邉 祐幸

平成28年6月から勤務しております。早いもので、もう9ヵ月になります。
この間に施設の多くの行事に携わり、ご利用者様、ご家族様、地域の皆様との交流の場が多いことに驚くとともに、施設と皆様との間の強い結びつきを感じました。

私の業務は施設内のことはもとより、ご家族様・地域の皆様と接する機会も多くありますので、皆様とのふれあいを大切にし、みずほの里に関わる皆様が笑顔でつながり、支え合い、これからもみずほの里がより信頼していただける施設になるように全力で取り組んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

みずほの里の暮らし2 平成28年秋~29年春

みずほの里 平成28年秋~29年春

みずほの里の楽しい暮らし

一年の後半行事は敬老会から始まり、秋祭り、そば打ち、クリスマス会と色々盛り沢山でした。
敬老会では沖縄民謡のボランティア・エイサーサークルの皆さんが来園され、雄大な踊りを披露して下さいました。また、鷲宮保育園の園児さんが来園され、クイズや歌などを披露!! ご利用者様の肩たたき、メダルのプレゼントを頂き「かわいいねぇ~」と園児の手をいつまでもご利用者様が離さずにおられたのが印象的でした。
クリスマスにはコーラスボランティア「グリーンハーモニー」の皆さんが来園。綺麗な歌声に合わせてご利用者様も一緒に口ずさんでおられました♪ おやつにはプリンアラモードを召し上がって頂き、いつもよりちょっと豪華なデザートにご利用者様も大変喜ばれておりました。

 

新年会

みずほの里新年会は本館・みのり館と分かれてそれぞれ盛大に執り行われました。
ご入居者様も歌に踊りに日常を忘れて楽しみました。

 

職員研修・防災訓練

ポジショニング研修
入居者様の臥床時、座位時等の際どのようなポジショニングが入居者様にとって負担が少ないか?理学療法士さんに来園頂き講義をしてもらいました。

エアマット使用方法研修
福祉用具業者様に来園頂き、エアマット使用時に注意する点などを講義して頂きました。

地域防災訓練
みずほの里地域消防の方々にも参加いただき、消防署監督のもと毎年防災訓練を行っています。

 

みのり館の皆さまの生活

 

みずほの里居宅介護支援

みずほの里では、ご自宅での介護の不安や疑問にケアマネージャーがご相談を受け、お手伝いさせていただきます。いつでもお気軽にお声がけください。