わしのみや保育園・わしのみや第二保育園

5月の暮らし

「風をはらんでげんきに泳いでね」と願いながらさくら組のお友達が手を携えて鯉のぼりをあげていきます。子どもたちの髪を吹き分けてゆく風も爽やかな季節となりました。

入園あるいは進級をしてから早くも一カ月が経過いたしました。
緊張や不安の表情だった子供たちでしたがご家族の皆様の励ましを頂きながら、お友達と遊んだり草摘みやお花見にでかけたりする暮らしを通してすっかり笑顔でくつろいで遊べるようになりました。
特にもも組に進級した子供たちは新鮮な出来事に目を見張るような一か月だったことでしょう。朝の会で並んでお話を聞いたり、お弁当を広げたり、お友達と広いお庭でのびのびと自由に遊具を選んであそんだりする生活が始まったのです。

今月は更に楽しい遠足や野外ランチなど開放的なあそびへ誘いたいと思います。担任との信頼関係を深めると同時に友達同士遊ぶ楽しさを伝えていきたいと思います。月初めに大型連休となり保育園はお休みとなります。お休みの間は起床就寝時間など生活リズムを守りながら楽しいご家庭の思い出を作って頂きたいと思います。

日常の暮らし

今月は園でも爽やかな五月の自然に親しみ、元気いっぱいに過ごしたいと思います。

  • 新緑の季節を体で感じながら友達と遊びましょう。
    ケヤキや楓の新緑や穂麦畑を渡ってくる風、ボタン・芍薬・さくらそう・藤の花房など、季節の花々を観察する。
    野道や小公園へでかけ燕やジョウビタキ、ヒバリの姿を見つけましょう。第二保育園分園のお友達は鷲宮神社にも行ってみましょう。
  • 遊具や乗り物を使って仲良く遊びましょう。
    保育園の庭や公園や神社では仲良く遊ぶ。乗り物や固定遊具を使うときは譲り合ったり交代したり、順番を守ったり押してあげたり、ルールがあることを指導しながら「友達と一緒に遊ぶと面白いな」と気付かせたいと思います。
  • こいのぼりをあげましょう。端午の節句のお祝いのおいしい柏餅を食べましょう。
  • 農園では春の野菜が育っています。キャベツ畑でモンシロチョウを観察しましょう。ブロッコリーも収穫を忘れると綺麗なお花を咲かせます。
  • お散歩を楽しむ。
    電車を見たり、神社へ行ったり、お花を摘んだり公園でおやつを食べたりして遊ぶ。
  • グループになってリトミック遊びをはじめましょう。
  • オタマジャクシや青虫を採集できたら飼育を始める。
  • 朝の会に出席して並んでお話を聞いたり、体操をしたりランニングを始めましょう。
  • 幼児部のお友達は16日(木曜日)/ 17日(金曜日)花崎水上公園の遠足に参加しましょう。公園には若葉の銀杏並木つつじや藤などの花が咲いています。

衛生習慣のために

基本的な生活習慣を丁寧に指導して安全で健康的な生活をスタートさせたいと思います。

  • 食事の前は手を洗う。
  • 鼻汁が出たら先生に教える、または自分で拭こうとする。
  • トイレの正しい使い方を知る。(さくら組うめ組ではズボンやパンツ脱がずにおろして排便ができるように練習する)
  • うがいをする。

安全のために

  • 駐車場の危険性を理解して一人歩きをしない。
  • ベランダを走りません。
  • 使用しているブランコの前を横断しません。
  • 園の外に無断で出て行きません。
  • 箸や歯ブラシを持って歩きません。
  • ガラスやドアの開閉は危険です。
  • 高いところからとびおりると危険です。

など、つくし組からさくら組まで年齢や個人差を十分考慮して丁寧に少しずつ指導したいと思います。

健康管理

連休が続いて暮らしのリズムが乱れることが案じられます。お休みの間もご家庭では規則正しい暮らしを営んでいただけますようお願い申し上げます。
コロナ感染症の予防対策も継続してご協力をお願いいたします。毎朝の検温にご協力ください。発熱のほか子どもの咳倦怠感(ぐったり)食欲不振や下痢がないか子供たちの健康状態を観察してください。万一症状を発見したらかかりつけ医にご相談して診断を仰いでください。
13日には歯科検診を行います。結果はお知らせいたします。尿検査は30日です。幼少時期にあってはならない糖や蛋白の異常を早期に発見したいと思います。ご協力をお願いいたします。

子どもが好きな遊具・玩具紹介

おすなばセット

4月から砂場に新たな遊び道具が仲間入りしました。
保育者の間でも「どんな遊び方が出来るのかな?」と興味津々でしたが、さすが発想力豊かな子供達。お皿のように使ってみたり、繋げてトンネルにしてみたり、水を流してみたりと子供達の遊びも大きく広がっていき、最後にはすなバンブーの下にコップを立て、傾斜をつけて、大きな山と町を作っていました。今後もどんな遊び方が見られるか楽しみです。