わしのみや保育園 先月の暮らしから(8月)
自然観察
8月6日(水)、さくら組の子どもたちが園バスに乗って「さいたま水族館」へ自然観察に出かけました。夏の暑さが厳しい中での遠足となりましたが、子どもたちは朝から「おさかな見るの楽しみ!」とワクワクした表情で登園してくれました。
水族館では、埼玉県に生息する淡水魚を中心に、ナマズやウナギ、カメなどの生き物を間近に観察しました。ガラス越しに泳ぐ魚を見つけては「おっきい!」「すばやいね!」と目を輝かせて話し合う姿が見られました。屋外の池では鯉へのエサやりも体験し、水面に集まってくる鯉たちに「わぁー!」と大興奮。命あるものとふれあう貴重な時間となりました。
帰りには、がんばったごほうびとしてみんなで冷たいアイスを食べて、ほっとひと息。暑さの中でも、水辺の自然とふれあうことで、夏ならではの体験をたっぷり楽しむことができた一日となりました。子どもたちの心に残る、素敵な思い出になったことと思います。
プールあそび
今年の夏も、園では全クラスを対象にプール遊び・水遊びを実施しました。もも組以上のクラスは、今年から新たに園庭に設置された大きなプールで、水しぶきをあげながらのびのびと泳ぐ体験を楽しみました。広々としたスペースで思い切り体を動かし、顔に水がかかることに少しずつ慣れながら、水の感触を満喫していました。
一方で、つくし組・たんぽぽ組・すみれ組などの小さいお友だちには、テラスなど日陰のある場所での水遊びを中心に行いました。今年からは衛生面にも配慮し、オムツが外れていないクラスではビニールプールの代わりに複数のタライを用意し、清潔な水で安心して遊べるよう工夫しました。
猛暑が続き、水温や気温の関係で入れない日もありましたが、保育士たちは打ち水やタープでの日陰づくりなど、できる限り水遊びができる環境を整え、「一日でも多く水に触れて楽しんでほしい」という想いをもって取り組んできました。
子どもたちの笑顔と歓声が園庭に響いたひと夏。来年の夏も、またみんなで楽しく遊べることを願っています。
元気大会
8月29日(金)、もも・うめ・さくら組の三クラスを対象に、「元気大会」を開催しました。連日の暑さの中、プール遊びや夏の行事を元気いっぱいに楽しんできた子どもたちをねぎらう場として、保育士一同が心を込めて準備した行事です。
大会では、まずプール遊びで特にがんばったお友だちが紹介され、みんなで大きな拍手を送りました。そして、それぞれの子どもたちが夏の間、元気に過ごしてきたことをたたえ合い、「ぼくもがんばったよ!」「たのしかったね!」と嬉しそうに話す姿も見られました。
最後には、保育士が大きな氷のブロックを削ってつくった、ひんやり冷たい本格的なかき氷をみんなでいただきました。「つめたーい!」「おいしい!」と、笑顔いっぱいの子どもたち。夏の締めくくりにふさわしい、楽しくて元気があふれる一日となりました。
秋からも、健康に気をつけながら毎日を楽しく過ごしていきたいと思います。