7月の暮らし
雨の朝はお母さんに特別の力が湧いてくるのでしょうか。濡れないようにお子さんを抱いて傘を差しかけ、手を引いて、あるいは負んぶして荷物を下げて力強く優しく寄り添ってくださりありがとうございます。お陰様で雨が降っても笑顔で元気に登園してくれる子どもたちです。
それにしても梅雨明けが待ち遠しいこの頃です。雨が降る日は思うように外遊びもできません。気持ちは明るく、室内の温度や湿度を管理して健康に留意して活動的な楽しい園の暮らしを営みたいと思います。
また梅雨期にも中休みがあります。晴れ雨両方の日案(保育計画)を考えて柔軟に一日を過ごしたいと思います。
先月行った梅雨期内科健康診断では全園児が健康で大きな問題はありませんという結果でした。今月も子供たちの健康を第一に考えて梅雨が明けるまでは主に室内遊びを工夫してのびのびと保育園の暮らしを営みたいと思います。
ホールでボールを使ったり玩具で遊んだりして友だちと遊ぶ
- 大型積み木や乗り物やままごとなどをして遊びましょう
- つりぼり大会。先生方手作りの磁石を利用した魚つりです。大きなたいやたこが面白いように飛びついてきます。
絵本や図鑑に親しむ暮らし
- 絵本を自分でめくってみる(もも・うめ・さくら)
- 読み聞かせ(紙芝居や絵本) は全園児に対し毎日。ペープサート、エプロンシアターは毎週月曜日(いずれかを)に行います。
七夕祭りを楽しむ
- 「たなばたさま」の歌を歌う。ちなみにこの子供たちが親しんで歌う。「たなばたさま」の作曲者 下総寛一(しもふさかんいち)は久喜市隣り加須市大戸根地区出身です。
- 笹飾り。短冊やお星様・輪つなぎや果物などを折り紙で作ってみましょう。沢山ためておいて七夕には笹に付けます。糸で結ぶ作業が難しいでしょう。丁寧に指導を行います。
うちわ作り
クーラーでは味わえない涼しさを運ぶ団扇(うちわ)です。デザインを考えて絵を描いて自分だけの団扇を作ってみましょう。(全園児)
今月の自然観察
- みんなでまいたひまわりが芽を出して五~六センチに伸びてきました。どのようにつぼみをつけて黄色いお花を咲かせてゆくのでしょうか。
- 朝顔の蔓が延びて毎朝花を開いています。観察しましょう。
- ベランダで栽培しているキュウリ・トマト・なす・ピーマンの花のつき方、実の結び方を観察し収穫しましょう。稲も生育しています。観察しましょう。
プール開き
梅雨もやがては明けて子供たちの大好きな夏が来ます。
プール開きは2日火曜日を予定しています。はだかになって、ザブンとプールに飛び込んで水飛沫を上げる子供たちの笑顔が見えるようです。水質管理をしっかり行って、万が一にもプール熱などプールの水を媒介とする疾患の発生を防ぎたいと思います。
もも組うめ組は大きなプールを使用して、ほかのクラスはビニールプール(簡易プール)で毎日のようにプール遊びを行います。水になれて怖がらないで楽しむことを大きな目標にして指導します。
- 色石、貝拾い・だるま浮き・水中じゃんけん・棒くぐり・ビニールボート・ビニールボールあそび
- つながり歩き・バタ脚・等徐々に泳げることを焦らないで指導して参りたいと思います。
オタマジャクシの飼育
井上主任先生が加須市の小川で伊藤先生が近くの小川でたくさんの小さなオタマジャクシを採集してくださいました。
さくら、うめ、もも組で飼育したところ次々とカエルに生長する過程を観察できました。
子どもが好きな遊具・玩具紹介
移動式鉄棒
今、移動式鉄棒が子ども達に大人気です。園庭と室内(ホール)に4本ずつあります。高さの違う鉄棒なので乳児さんも次々とつかんだり、ぶら下がったり、くぐる動作を繰り返し楽しんでいます。そして幼児さんは前回り、逆上がり、連続逆上がり…!
得意な技からチャレンジしたり、たくさんぶら下がり遊びを経験して体の扱い方が巧みになっていれば、苦手意識なく自然と挑戦し達成へとつながります。ぶら下がりが気持ち良いから回りたくなる、お友達が回ると自分も回りたくなる、足抜き回り、前回り、逆上がり、こうもりなど楽しみながら鉄棒に慣れ、コツを掴んで何度もやりたい!披露したい!!とお友達と毎日楽しく鉄棒遊びをしている子ども達です。