わしのみや保育園・わしのみや第二保育園

7月の暮らし

盛夏のような気候が続いています。じりじりと肌を焼くような日差しで熱くなった大地を、滝のような雨が冷ます毎日です。今年は空梅雨の傾向が見られ、例年とは異なる初夏の空模様が続いています。街角に咲く紫陽花の花々は、鮮やかに色づき、子どもたちの目を引いています。園のまわりには水を張った田んぼが広がり、その上を白鷺がゆったりと羽ばたいていきます。時折、遠くから聞こえてくるカッコウの鳴き声や、水辺を泳ぐ鯉やオタマジャクシの群れに、散歩をしながら子どもたちは目を輝かせながら自然とのふれあいを楽しんでいます。

確りとした夏の訪れが恋しいこの時期ですが、子どもたちは戸外に出て、様々な発見をしながら元気に過ごしています。湿度が高くなる日もありますが、気分は明るく、引き続き健康管理に十分配慮しながら、楽しい園生活を送ってまいります。新年度が始まってから三か月が過ぎ、保護者の皆様のご協力により大きなけがや病気もなく、子どもたちは毎日元気いっぱいです。出席率も全クラスともに良好で、活気あふれる日々が続いています。

プール遊び・水遊び

6月26日に実施した内科健診では、全園児に大きな異常は見られず、「健康で過ごせています」との診断をいただきました。全員がプール活動に参加できることとなり、7月1日(火)には、さくら組によるテープカットでプール開きを予定しています。子どもたちは水しぶきをあげながらのプール遊びを心待ちにしており、先月末には教職員総出で準備を行い、プールサイドの清掃や設備点検、水質管理も自治体のガイドラインに則り万全に整えました。
なお、今年度より衛生面をさらに重視し、乳児クラスの水遊びはビニールプールを使わず、バケツやタライによる水遊びに変更いたしました。水遊びの際は幼児部は、水着着用とし、肌の露出を避ける形をとっております。水に慣れること、水を楽しむことを目標に、発達段階に応じた活動を無理なく進めてまいります。

  • だるま浮き
  • 水中じゃんけん
  • 棒くぐり
  • ビニールボート・ボールあそび
  • バタ足の練習

など、楽しさの中に安全への配慮と技術習得の要素を取り入れ、徐々に泳げる身体づくりを目指していきます。

七夕集会

今月は七夕集会も予定されており、「たなばたさま」の歌を歌ったり、短冊に願いごとを書いたりして日本の伝統文化に親しむ時間も大切にします。読書活動としては引き続き、絵本の読み聞かせや紙芝居・ペープサートを通じて、子どもたちの言葉と心の成長を育んでまいります。

自然観察

自然観察活動としては、園で飼育しているカブトムシの成虫が今年も次々に羽化し、子どもたちは興味津々で観察しています。また、プランターで育てている夏野菜(ミニトマト・きゅうり・ピーマンなど)もすくすくと育っており、収穫の喜びを味わう日も近づいています。園庭にまいたヒマワリやアサガオも順調に成長しており、どんな花を咲かせるか、日々の観察が楽しみです。

流しそうめん大会

7月3日(木)には、「流しそうめん大会」を開催します。竹を模した本格的な装置で、涼しげなそうめんを頂きます。子ども達にとっても、ご家庭ではなかなか味わうことのできない季節と文化を感じる食育の機会となることでしょう。今からみんなのはじける笑顔がとっても楽しみです。誤飲や疾病の感染などに留意しながら取り組んで参ります。

夏まつり

10日(木)には園内夏まつりを予定しています。屋台風のブースで、金魚すくいや風船つり、焼きそばやかき氷などを楽しみます。にぎやかなお祭りの雰囲気の中で、友だちとの関わりや順番を守る大切さも学びながら、夏の風物詩を満喫する一日としたいと思います。

健康管理

近年は気候の変動が大きく、暑さや湿度の厳しさも増しています。感染症の予防や熱中症対策としても、以下のことについてご家庭でもご協力をお願いいたします。

  • 毎朝の健康観察(発熱・咳・体調不良等のチェック)
  • 清潔な水着・タオル・着替えの準備
  • ハンカチ・タオルのこまめな交換
  • 食中毒予防のための食材管理(特に生もの・加工品)

子どもたちが安全に、健やかに夏を楽しめるよう、園とご家庭が力を合わせてまいりましょう。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。

地域の方から七夕の笹を頂きました

久喜市内で不動産業や飲食店を経営されており、街づくり団体「久喜青年会議所」の理事長でもある関根憲一様より七夕の笹を頂きました。
「子ども達が喜んでくれるなら!」と朝早くから竹林に入り、手ごろな笹を伐採して保育園にお持ち下さいました。
心より感謝申し上げます。子ども達の願いが天の川に届きますように!