6月の暮らし
五月雨の
晴れ間に出でて眺むれば
青田涼しく風わたるなり
良寛様
園の田んぼでは植え付けられた稲の苗が太陽を目指してスクスクと伸びています。夏野菜も日増しに成長をみせています。胡瓜は黄色い花を付けたまま実りました。トマトやナスも花を咲かせています。生きとし生きるすべてのものの命がみなぎる季節を迎えました。
新年度から2ヶ月が経過いたしました。花と緑の爽やかな季節の中で、子ども達は新たな環境にも徐々に親しみを覚えてきたようです。
手をつないでお散歩したり自由遊びを楽しんだり、こいのぼり子ども会や花崎公園への遠足、もも組さんは市内のバスツアーにも出かけました。お楽しみランチも行い、一緒に遊びながら気心もわかってきて表情も和み甘えたり遊んだりできるようになってきました。
今月もさらに友達同士楽しく遊びながら、「保育園に行くのが楽しみだなあ」と思える暮らしを目指したいと思います。
保育参観
今月は今年度初めてのご家族の保育参観を行う予定です。詳しくは別途お知らせ申し上げた通りです。ご都合をつけてご出席を頂きたいと思います。大切なお子様が保育園でどのように過ごしているかを是非ご覧下さい。
内科検診・歯科講話
26日(木)には今年度第二回内科検診を行います。
13日には歯科講話を歯科園医の先生に行っていただき「楽しい歯の磨き方のおはなし」を指導していただきます。健康に対する意識を高く保ち、健康管理に格別な配慮が必要な梅雨期を乗り切りたいと思います。
これからの季節は、気温も高くなり湿度も高く黴やばい菌やウイルスが活性化し繁殖しやすくなります。加えてこれらを媒介する害虫も発生しやすくなります。特に衛生に配慮して恐ろしい伝染性の病気や食中毒から子供たちの健康を守りたいと思います。
看護師による手洗い指導を行い、手を丁寧に洗う習慣を身に着けたいと思います。(石鹸をつけて洗う。指の間も丁寧に洗う)
- 蝿や蚊が発生しないよう消毒を行う。
- 抱いたり握ったりする玩具の清潔を心がける。(清拭消毒)
- 食品の鮮度に気をつける。
- 調理・調乳する職員は検便を行う。
- 調理したら時間をおかずすぐに食べるようにする。
など基本的な衛生習慣を身につけさせるとともに食事に留意したいと思います。
日常の暮らし
梅雨期は生物の繁殖や成長が活発です。戸外で遊びながら子供たちの自然への興味や関心を広げたいと思います。
栽培 田んぼに稲を植えます。はたけにはサツマイモの苗を植えつけました。きゅうりやナスピーマントマトなど夏野菜の苗も植えつけました。子どもたちの目の高さで成長を観察させたいと思います。
- 飼育 おたまじゃくしや青虫、かぶとむしの幼虫などを育てます。劇的に変化を経て成長する生き物を観察することは、子ども達に驚きと感動を通じて「自然を大切にする心」を育んでくれます。
観察 ツバメやキジバトの営巣。水溜り。小川の生き物(めだか・ミズスマシ)モンシロチョウアゲハの幼虫の観察
雨降りの日には室内遊びを工夫して楽しく遊びたいと思います。
読み聞かせ・言葉遊び・リトミック・ホールでのマット遊び積み木遊びなど子供たち同士の楽しい遊びを工夫したいと思います。