薫藤園の暮らしから1 – 令和2年秋冬~3年春 新年会・敬老会・他

薫藤園災害救助協力会会長就任ごあいさつ

秀安区長 島村茂男 様

地域の皆様、薫藤園の皆様こんにちは。平素より当会の活動に対しご理解とご協力をいただきまことにありがとございます。今年度より「薫藤園災害救助協力会会長」を拝命致しました島村です。前任者同様よろしくお願いいたします。

皆様ご存じの通り、コロナ感染症が拡大している折柄、防災訓練では市消防本部、須影第六分団の皆様に協力を仰ぎ実践出来る訓練を工夫して行って参りたいと思っております。
また、高齢者をはじめ子どもの安全を見守り、住民の皆様の絆を大切に、安心して、楽しく、暮らせる地域にしていくことに一層努力していく所存でございます。

現在、世界中で蔓延している新型コロナウイルス感染症、皆様においても国・県・地域の感染拡大予防対策の一人ひとりの行動自粛「不要不急の外出を控える三密を避ける」を守っていただきたく存じます。流行が早く収束できるよう、今、みんなが耐える期間です。将来を見据え、コロナ感染症対策につきましても、今できる事を皆様と一緒にしっかりと取り組んでいきたいと考えています。

新年度に向けて

薫藤園施設長 小嶋宏章 

昨年は、新型コロナウイルスに明け暮れ、新型コロナウイルスに振り回された一年となりました。
ご利用者の皆様には、感染予防を実施し命を守ることを最優先とし、短期入所の利用制限や、施設行事は縮小または中止、更には外出・外泊の制限を実施させていただきました。
また、ご家族様については、面会の禁止等、ご利用者様の楽しみを全て奪うような結果となり、大変申し訳なく心苦しい結果となりましたが、施設ご利用者・職員共に感染者が出ず、安心・安全が確保された結果となり何よりでした。
これも職員を始め、利用者様とそのご家族の皆様が一丸となって、日々の衛生管理の徹底と三つの「密」を避け、外出の自粛や「うつらない」「うつさない」「持ち込まない」を徹底していただいたお力添えの賜物と感謝しております。

県内においても年明け早々から感染が益々拡大しており、何時・誰が感染してもおかしくなく、いまだ予断を許さない状況です。引き続き、施設内の衛生管理を徹底して感染予防に努めて参りますが、一日も早く明るい兆しが見え、施設・ご利用者さま共々、平穏な日々が暮らせるよう、また東京オリンピックが開催されるよう心から願っております。

新年会


令和3年、新型コロナウイルスの深刻な影響が広がる中での新年となり、気持ちの面でも行動の面でも例年とは全く違う幕開けとなりました。
ユニット型では、交流ホールにてソーシャルディスタンスをとりながら、「南京玉簾・皿まわし・傘まわし」等の和芸を職員が披露し、利用者様と一緒に「あっさて×2・さて×4」と掛け声を掛け合いながら明るく元気に新年会を行いました。
竹下理事長の挨拶の中で、「世界最高齢の田中カ子さんが誕生日を迎え118歳になりました」との話がありました。田中さんの長寿の秘訣は「美味しい物を食べ、計算など勉強する」事だそうです。
「その方らしい生活」が送れるよう利用者様一人ひとりに寄り添い、職員一同、心を一つにして介護に努めていきたいと思います。本年も宜しくお願い致します。

ユニット型 大塚介護主任

今回は新型コロナの影響で、規模を縮小し1月9日に食堂ホールにて行いました。
会場には皆様が書かれた書初め作品が展示され新年の雰囲気を感じながら、竹下理事長より新年の挨拶、世界最高齢である田中カ子様のお話があり、皆様真剣に聞かれていました。
その後 干支のタオルを竹下理事長より手渡しで頂くと笑顔で感謝の言葉を話され喜ばれていました。昼食では祝い膳を頂き美味しそうに箸を運び大変喜ばれていました。

従来型 薊介護士 

敬老会

百歳万歳


 

晩秋の候 利用者様にとって楽しみの一つである「敬老会」毎年盛大に開催されておりましたが、令和2年は新型コロナウイルスの流行を受け、感染予防とし三密(密閉・密集・密接)の環境を考え規模を縮小し、9月21日に行いました。

百歳の方をはじめ白寿・卒寿・米寿・喜寿・古希、22名の方々が、それぞれのお祝いのチャンチャンコを羽織り嬉しそうでした。
羽生市市長河田晃明様はじめ、竹下理事長、秀安区長の川野邉辰美様のご挨拶の中で「皆様におかれまして心身共に負担がかかっているのでは」と案じて下さいました。利用者様の中には「こんなにしてもらってありがたい」と涙ぐんでいる方もいらっしゃいました。一日も早く事態が収束し平穏な日々が戻ってくることを願いこれからも笑顔がたくさんみられるようにご支援させて頂きたいと思います。

従来型 須賀介護主任

赤坂志げ様大正10年1月10日生まれ百歳のお祝いです。
百歳は百寿・紀寿ともいい大変喜ばしい事です。
市役所の方とご家族の方が園にみえられ皆様で赤坂様をお祝いしました。私達職員も百歳のお祝いに立ち合えた事を大変嬉しく思います。更にお元気で長生きをして下さい。

ユニット型 佐藤リーダー

9月14日、百歳のお祝いに久保島千代子様の元へ羽生市役所の方が来られ、賞状と記念品をいただきました。
新型コロナウイルスの影響で、面会をご遠慮していただいていることもあり、久しぶりにご家族とお会いになりご本人様はとても喜ばれ、ご家族と写真を撮り、お話をされました。
職員一同ご利用者様が安心して生活できるよう今後ともお手伝させて頂きます。おめとうございます。

従来型 海澤副主任

3月25日に百歳を迎えられた、清水はる様のもとへ羽生市市長河田晃明様が「百歳萬歳」の色紙を携えてお祝いに来園して下さいました。
今日は清水はる様のお誕生日、うすく口紅をさし、お祝いの品物を手にしながらしっかりとした口調で「ありがとうございます」と嬉しそうに微笑んでいました。
桜の花が満開に咲きほこった会場で記念撮影。お話も弾み皆様と一緒に楽しいひと時を過ごされておりました。
薫藤園理念のもと、「心豊かに 明るく 健やかに」これからもお元気で過ごして頂けるようにご支援させて頂きたいと思います。百歳のお誕生日おめでとうございます。

従来型 須賀主任