お父さんの作文 2010年度

2011/03 さくら組保護者 安宅様

ありがとうございます

早いものでもうすぐ卒園!
娘が鷲宮保育園でお世話になったのが生後九ヶ月。

入園当初からしばらくは父親としては仕事に追われ、どちらかというと今の世間のお父さん方と比べ父兄としての園の活動等も妻にまかせっきりだったと私自身は思います。

おそらく自分の父の背中も見てきたためか(団塊の世代、仕事オンリー)…
妻からは保育園の催し物、先生からのお話、こまめに撮っていただいた写真などで娘の状況は把握していたつもりでした。
ただ休みの日にはとにかく娘ととことん遊ぶことが自分にも一番!
娘の一番の友達はパパと自負してきたが、だんだんと娘が成長していき、自分で話が伝えられるようになり園での生活を妻とは別にお風呂や寝る前に聞いたり、実際に園で作ってきた製作物、勉強してきた実験の成果、運動会、お遊戯会での感動を実感すると、残念ながら自分では娘の広い意味での成長の機会をこんなに与えられなかっただろうと思いました。

少なからずとも私自身は子供の一番初の心を作るこの成長期に鷲宮保育園で娘が遊び学べたことは心から良かったことだと実感しております。

今後、父親としての娘との付き合い方はいろいろな意味で大変になるのだろうなーと考えておりますが(まだ実感はまったくわきませんが)、ただ、細かいことは別として、これまではしっかり皆様(娘の大好きなじじ、ばば、おじさん)の助けもあり育っているなと考えます。
さらに鷲宮保育園の園長先生をはじめ、担任問わずすべての先生方、他のスタッフの方々の単に愛情だけではなく、責任とプロとしての意識にも常々敬服し、心から感謝します。本当にありがとうございます。

私自身も、これからもっともっと成長し続ける娘と向き合ってしっかり親の責任を果たします。

 

2011/02 たんぽぽ・さくら組保護者 いしい様

幼少時代

私は埼玉県の八潮市に住んでいました。今は都市化が進んでいますが、昔はとてものどかでした。
私の幼少時代は、近所の小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃん、また自分より小さい子達とともにおたまじゃくし捕り、虫捕り、ザリガニ釣りなどや、空き地に秘密基地を作ったりして、年齢が違ってもみんな一緒に日が暮れるまで外で遊んでいました。
また近所で催される盆踊りや餅つきなど地域交流の機会が多かった記憶があります。

近年では子供たちにとっては物騒な時代となり、公園で子供たちだけで遊ぶのも心配で、そのためか遊ぶ子供の姿が減り、悲しく思うことがあります。
しかし鷲宮保育園では近隣の小中学生のお兄さんお姉さんとの交流の場があったり、ザリガニ釣りやドングリ拾いなど自然とふれあうことや、家庭ではあまり体験できないうどん打ちや餅つき、その他数多くのイベントがあり、娘もうれしそうに報告してくれ親の私も羨ましく思います。

先生方はとても大変でしょうが、今後も子供たちのために数多くのイベントをお願いします。楽しい思い出を作っていただき、園長先生をはじめ先生方にはとても感謝しております。

 

2011/01 たんぽぽ・もも組保護者 山崎様

子供時代の思い出

私も幼少期保育園に通っていました。
実は私の親は障害がありましたので、大好きな先生や友達もたくさんいましたが、行事などは親の代わりに姉が出席してくれていました。大好きでやさしい姉ではありますが、子供心にやはり親に来てもらいたいもので、とても寂しかった記憶があります。

そんな思い出があるので、自分の娘と息子には寂しい思いはさせたくないと思い、なるべく保育園の行事などに参加しています。今年の運動会では娘と一緒に親子競争に参加し、子供と一緒に久しぶりのかけっこを楽しみました。

親からすると子供の成長はとてもうれしいです。父親は母親に比べ、子供と関われる時間が少ないですが、鷲宮保育園では父母参加の行事がたくさんあるので、その都度子供達の成長を見ることができるので嬉しいです。
子供たちが成長したときに、保育園時代は楽しい思い出でいっぱいだと思えるよう、妻と協力し合い家族一緒のたくさんの経験を楽しませたいと思っています。

 

2010/12 たんぽぽ・うめ組保護者 粕谷様

親の愛情

私の幼少の頃の遊びといえば野球です。
近所に同じくらいの子供がいなくて、遊ぶ相手もいなかったので、毎日毎日家の壁や屋根にボールをぶつけ、バットの素振りも日曜日には500回くらいやっていました。時々、家のガラスを割ってしまったり、壁を壊してしまったりした時もありましたが、怒られた記憶がありません。

父との思い出は、休日の時にしてくれたキャッチボールですね。
家の庭に土を盛ってピッチャーのマウンドを作ってくれたり、ネットを作ってくれたりしました。
母との思い出は、泥だらけのユニフォームを毎日手洗いで洗ってくれたことと、お弁当を作ってくれたこと。
あとで聞いた話ですが、市販のものは一切使わず、全部手作りで作ってくれたそうです。おいしいのはもちろん、彩りもよく、毎日楽しみだったのを思い出します。

とにかく私の進みたい道、挑戦したいこと、何でも受け入れ温かく応援してくれました。私も親の愛情があったからこそ、つらいことがあったときも頑張れたんじゃないかなと思います。
おかげさまで高校生の時は甲子園に出場することもできました。

子供がもし、○○に挑戦したい!〇〇に進みたい!といったとき、どんなことでも受け入れて挑戦させてあげたいと思います。

進め! 挑戦しろ! 夢をかなえろ!
向い風もあるし突然の雨もあるが、パパが追い風を起こすぞーーー!
気合いだーーー!!!

… パパ熱すぎ?

そういえば、まだ5才と1才だったね。
でも
「この人と結婚したい。」
って言われたら、受け入れられるかどうか不安ですが…(笑)

私のホームページ
http://www.at-ml.jp?in=7803169&prev=on

 

2010/11 たんぽぽ・うめ組保護者 笠井様

保育園の先生

故郷に帰省するたびに、少年時代の友達達と同窓会を開きます。昔の話でひとしきり盛り上がった後に、必ず保育園時代の先生の話題になります。我々からしてみれば人生で初めての「先生」であり、その先生方が今どこでどうしているのか、実はけっこう気にしているのです。

私が二年間お世話になった保育園の最初の先生は、当時から私の実家の向いにお住まいで、かなりのご高齢になられましたが今もご健在です。正直老けられましたが、先生時代の聡明なまなざしは当時とまったく変わっておりません。その面影こそが「われわれの先生であることの証明」であり、ホッとする瞬間でもあります。

二年目にお世話になった先生は、残念ながら音信不通です。同窓会では「この間パチンコ屋で見た」「息子夫婦と福岡に住んでいるらしい」などの怪情報が飛び交いますが、真偽のほどは不明です。

私の娘にとっても鷲宮保育園の先生方は、これからの長い人生の中でずっと「先生」として心の中に生き続けることでしょう。

これからも先生方とたくさんの思い出を作って欲しいものです。

 

2010/10 たんぽぽ組保護者 永田様

秋の訪れ そして娘の成長へ

先日までの暑さが嘘のように朝夕の冷え込みが増し、秋が訪れました。
秋になり「食欲の秋」が真っ先に頭に浮かびます。最近では「食育」という言葉を耳にします。子供の成長にとって大事なことですが、しつけの中ではなかなか難しいのがこの食育です。

私の娘は現在たんぽぽ組でお世話になっています。つくし組の頃から給食はあまり食べず、先生も手をやいていたそうです。

私も幼いときは好き嫌いが多く、保育園ではいつも一番最後まで給食を食べさせられていたという話しを親によく聞かされていました。娘の話を聞いて、私に似てしまったのだと困っていましたが、涼しい秋になり、担任の先生から完食の報告を毎日のように受け、家でも好き嫌いなくごはんをたくさん食べるようになってくれ、喜んでいます。

実は私も数年前までは、施設で男性保育士として働いていました。
他人の子供をしつけるということの大変さを身にしみて知っているので、ここまで娘を成長させてくれたわしのみや保育園の先生方には本当に感謝しています。

これからたくさんのことを娘は学ぶことでしょう。二年後、三年後と成長した娘の姿を楽しみにし、見守っていきたいと思います。

 

2010/09 すみれ・うめ組保護者 小堀様

母の愛情表現

子供の頃の母のことで、まず思い浮かんだのが母の笑顔と子供に対する人なつっこい声かけでした。

他の思い出もこうした印象とともに思い出されます。私が子供の時親は共働きで、私は三人兄弟でしたが記憶をたどる程、親からのたくさんの愛情に包まれていたありがたさに気づかされます。

ある心理学者の実験で、相手が自分を好きかどうかを判断する際、何が判断の基準になるかを実験したところ、会話の内容はわずか七%で、表情が五十五%、声が三十八%という結果で、相手に内容や好意を伝えるには表情や声の印象が大切だそうです。
また子供とのコミュニケーションにおいては、抱き締めてあげることが大事だと伺いますし、私もとても大事だと感じています。

父親は子供とのコミュニケーションの機会は限られますし、私は現在三児の父で、間もなく四児の父となりますので、一人ひとりに十分なコミュニケーションをとってあげることはできませんが、笑顔・声かけ・抱擁で、子供に「好き」であることを伝え続け、思い出として残してあげたいと思います。

 

2010/08 すみれ組保護者 柴木様

保育園=感動+感謝!

幼稚園出身者の私は保育園との差がわからず、保育園出身者の地元の友人に鷲宮保育園をすすめられ、「問題ない・心配ない・いいぞ信じろ」と半ば強引に説得されるように申請を出しました。

上の子は昨年卒園し、現在は下の娘がすみれ組でお世話になっています。
娘の入園時は一才半で、一番大事な時期でもあり、預けることに多少の抵抗もありましたが、上の子の時より園の様子を見ていて「大丈夫だ、お世話になろう」と決意しました。

下の娘を預けて半年が過ぎた頃、松居 和さんという方の講演を聴く機会があり、私の保育園という施設の考え方が「単に子供を預けるところ」ではないことに気づかされました。
その講演の中で

「保育士の方々は親よりも先に子供の成長を目撃する可能性があり、仮にその現場を見たときは、『できましたよ!』ではなく、『そろそろ一人でできるようになるかもしれません』との報告だと思います。」

とおっしゃっていました。
理由は「保育士が親よりも先に子の成長を目撃しては親の感動がなくなるから」ということです。

確かに私も一番の目撃者でありたいとひそかに願っていたので、そんな園なら良いなと思いました。
その講演を聞いて一週間もたたないうちに現実のものとなりました。娘を迎えにいった際に「そろそろオムツがとれるかもしれませんよ」と先生が教えてくれました。先生は一番の目撃者を私達に譲ってくださったのだと思い、感動と感謝でいっぱいになりました。

園長先生をはじめ、先生方にこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。日々ありがとうございます。

 

2010/07 もも組保護者 上村様

昔の遊び ― おもちゃを買う時代になって ―

私の子供のころは、今みたいにお金でオモチャを買わないで自分で遊び道具を作っていました。木や竹、石、など身のまわりのものや自然のものを使って友達と遊んでいました。

今のようにお金でオモチャを買わなくてはならない時代は少しさびしいですね。

素材自体、木や竹などは少なく、プラスチック製がほとんどです。
今はテレビゲーム、ファミコン等ゲームで遊ぶけれど、昔は遊びの種類がたくさんあって、友だちと話したり協力して大人数で遊べるものがいろいろあったと思います。

願わくば、私の子供たちには、自然に親しみ、多くの友達といろいろな遊びを考え仲良くできるようになってほしいと思っています。

 

2010/06 うめ組保護者 田中様

子供のころの思い出

私のふるさとは大宮です。

私の子供の頃は近所に雑木林があり、そこには大きな切り株があって、子供の頃はよくそこを秘密基地にして遊んでいました。
穴を掘ったり木に登ったり、崖を滑り落ちたり、時には田んぼの用水路に行ってザリガニやおたまじゃくしを捕まえたりして、毎日真っ黒になって帰ってきました。今思えば、母親は洗濯が大変だったことでしょう。

こうして思い出しているだけで、土のホコリっぽさ、木々の澄んだ香り、ザリガニの生臭さなど、いろいろな自然の香りを感じます。

そんな秘密基地や道草のできる所も今は減り、自然と遊ぶ機会も減ってきてしまったように思います。
ぜひ子供たちにも自然の遊びの中でいろんな香りを感じてもらいたいものです。

鷲宮保育園でも草摘み遠足や野外ランチなど、自然とふれ合う機会を作ってもらってとてもありがたいです。
そのうち友達と秘密基地を作って、毎日真っ黒になるまで遊んできて欲しいと思っています。

 

2010/05 すみれ組保護者 田中様

子供のころの思い出

新久喜市(旧鷲宮町)にもついにJリーガーが誕生しました。
旧鷲宮町の広報誌三月号に掲載されましたが、個人的に大変うれしく思います。

私も子供の頃からサッカーをしており、アラフォーとなった今でも体力の限界に挑戦しながら真剣にプレイをしています。
私は小さいころ喘息で、親はかなり大変だったようです。そのため体を強くするのに水泳、野球、サッカーなどを勧められました。その中で一番楽しく活動ができ、多くの友人ができたのがサッカーでした。
ちょうどテレビで「キャプテン翼」のアニメが放送されていて、翌日放送された技を学校で友人と試したりしました。
この時のケガは勲章みたいなものでした。(^ ^)

またサッカークラブにも友人とともに通い、勝負の厳しさを経験し、先輩後輩の上下関係といった、人との接し方もこの時勉強しました。そして、苦楽をともにした仲間と社会人となった今でもつき合いが続いている事は、私の人生の宝物です。

私の子供が鷲宮保育園の様々な保育活動の中で、これからどんなことに興味を持って、なにを始めるのか、親としてとても楽しみです。どうか多くの友人ができる事を願っています。

 

2010/04 うめ組保護者 芝沼様

楽しみにしていたおゆうぎ会

ある日のこと、お迎えにいった車中で息子が突然、
ピーヒャラピーヒャラと踊って歌っていたので、息子に聞いてみると

「おゆうぎかいのれんしゅうをしたんだ~!」

と、もう一度私に見せてくれました。

さっそくちびまる子ちゃんのテレビ録画を見せ練習です。
笑顔で元気いっぱい踊って歌っている息子の姿に感動です。

昨年のおゆうぎ会を思い出すと、大泣きして先生に抱っこされていた事や、
歌っているのか踊っているのか、ボーッと立っているのかわからない状態でした。
思えばずいぶん成長したなあとまたまた感動です。

今回のおゆうぎ会は今までとは違うと妻と楽しみにしていました。…が、
なんとおゆうぎ会前日に体調を壊し、おゆうぎ会には参加できませんでした。

かわいそうに息子がおゆうぎ会が終わってしまった事も知らず、
毎日練習しては私たちに披露してくれます。
きっといつかは気づくでしょうが…

お友達のみんなも成長し、立派なおゆうぎ会だったことでしょう。
非常に残念!まことに残念!

まだまだ卒園までには数々の行事があると思います。
その中で息子の笑顔と成長が見られる事を楽しみにしています。

生後六ヶ月から保育園に入園し、これまでの成長は先生方のおかげだと思い感謝しております。