お父さんの作文 2012年度

2013/03 つくし組保護者 林 様

父の思い出

いつも明るい母と、どちらかと言うと寡黙な父。三男ということもあったのか自由に育てられたと思います。共働きでしたので小さい頃の思い出は兄弟や近所の友達と遊んでいたことが多いです。
仕事のためあまり接点のない父でしたが、サッカーの遠征には必ず車を出してくれたりと一生懸命だったのは覚えています。そんな父にはよく怒られました。父の貯金箱から小銭を拝借して使っていたことがありました。現行犯で見つかりめちゃくちゃ怒られました。(当然と言えば当然)。おかげ様で今では金に几帳面です。
小さい頃に怒られたこと、教わったことは大人になっても覚えているんだなぁと感じます。自分の子ども達を叱ることはたまにですが、そのことは大人になっても覚えていてほしいものです。
まぁ、まずはのびのびと育って下さい。

 

2013/02 すみれ組保護者 宮木様

保育園の思い出

私の育った町は隣の加須市です。両親が共働きだったため2歳から保育園に預けられました。祖父母と同居していたため、入園まで何不自由ない生活を送っていました。そういうこともあり入園してから集団生活に慣れるためにかなり苦労した思い出があります。
自分のわがままがきかず、幼いながらに毎日が我慢の連続でした。お昼寝が特に嫌で、眠るのに時間がかかった記憶が鮮明にあります。特に強烈に記憶に残っているのは、降園の際に大嫌いな牛乳を飲まなくてはいけなかったことです。他の友達はうれしそうに牛乳を飲んで帰っていきますが、私はどうしても牛乳の味が苦手だったので、いつまでも飲むことができず、迎えに来ていた母親を困らせていました。
現今は好きなものと嫌いなものは個人の個性としてみられる時代になってきました。一昔前に比べれば本当に羨ましい限りです。娘は保育園でも好き嫌いはなく昼食はパーフェクトといえるくらい毎日完食だと聞いております。また休日でも「きょうはほいくえんは?」というぐらい保育園に行きたいようで、娘なりに保育園生活を楽しんでいるようです。私としても娘の保育園の思い出が、大人になって振り返った時に良いものになるようがんばっていきたいです。

 

2013/01 たんぽぽ組保護者 杉山様

息子の成長

先日、鷲宮保育園のお遊戯会を見に行きました。どのお子さんのお遊戯もとても可愛く、とても感心しました。うちの子どもは、まだ二歳になったばかりですが、緊張のせいか、ほぼ微動だにせず、周りを眺めてばかりでしたが、私は息子の可愛さに釘付けで、必死にビデオカメラを回していました。

家に帰ってきて、一緒にお風呂に入りました。近頃の息子のブームは、私の顔にシャワーをかけること・・・。必死にシャワーから逃げていましたら、今日は髪の毛を掴まれて、シャワーをたっぷり顔にかけられてしまいました。そろそろ、駄目なことを教えなければいけませんが・・・笑顔が可愛いので、まだもう少しいいかな?

 

2012/12 うめ組保護者 柴本様

成長

我が子の成長は本当に嬉しいものですね。私と息子との時間は主に朝の慌ただしい時間帯です。起床から保育園への送り出しはあっという間ですが、毎日帰宅時間が遅い私にとっては貴重な時間です。また、週に一度の休日も息子と過ごす唯一の時間です。
いつも遅い時間に迎えに行く妻に代わり早いお迎えへ行った際に私を見つけた時の顔はたまりません。この顔はこの時間にお迎えに行ける私の特権だと思っています。その後は決まって一緒のお風呂・就寝コース。
このような一週間の繰り返しですが、年々確実に成長を感じます。お風呂タイムは水が得意ではない息子ですが、今夏のプールをがんばった成果か、自らシャワーを頭から浴びて見せてくれるようになりました。
苦手なものに自ら取り組む姿勢は大人の私たちも見習わないといけないなと感心させられます。今度はどのような成長を見せてくれるのか、ますます楽しみです。

 

2012/11 すみれ組保護者 須藤様

親バカ日記

「まったく、パパはダメだなぁ。」
今日も娘のこまちが、父である私を馬鹿にします。第一次反抗期というヤツでしょうか、全く言う事を聞きません。
思えば3年前、2,100グラムの未熟児で産まれた我が子。心配でたまらず、何かにつけて甘やかしてしまったのがマズかったのか…
とにかく生意気で、私を舐め切っている様子なのです。
「これはいかん。このまま甘やかし続ければ、娘は必ず駄目になる。」
そうです、時には心を鬼にして我が子を叱りつけるのが父親の責任であり、義務なのです。私は心を決めました。逃げ回る娘をつかまえて、お尻目がけて平手を打とうとしたその時です。「パパ、すきよ。チュッ」
… 私は叱ることができませんでした。
それどころか、いつも以上にきつく抱きしめてしまいました。だって可愛いいんですもの。不甲斐ない父親です。
そんな私を見て、今日も娘はこうつぶやくのです。
「まったく、パパはダメだなぁ。」と。

 

2012/10 さくら組保護者 大木様

娘たちとの時間

8月9月と娘たちがそれぞれ誕生日を迎えました。二人とも家族を大切に思う子に育ってくれました。
私の帰宅が遅くなる日が続き、久しぶりに家族全員で夕食の食卓を囲んだ時、娘たちは本当に嬉しそうな顔をして「みんなで笑って食べるご飯っておいしいね。」と言ってくれました。温かい言葉、明るい表情で私の心はとても穏やかになりました。また、子どもたちが家族と過ごす時間を大切に思ってくれていることに改めて気付かされました。
育児は育自という言葉を聞いたことがあります。これからも子どもたちと過ごす時間を大切にし、二人の可愛い娘のひとりひとりその瞬間の成長を見守ってやり、また私自身も一緒に成長していけたらと思っています。

 

2012/09 もも組保護者 秋山様

家族といられる幸せ

ただいま。  ―― 小声でつぶやきながらドアをあける。
ここのところ仕事が忙しく、帰るのはいつも日付を回ってから。終電車を降りて、電気の消えた玄関をあけるのが毎日の習慣のようになっている。
我が家には四歳とまもなく一歳になる兄弟がいるが、帰宅した時には当然もう寝ている。物音をたてないように着替えたら静かに軽食を取り、シャワーを浴びて寝室へ。
家族四人が寝られるように二つ並べたベッドの上には妻と、いつも違った場所で寝ている二人。昼間だけでは遊び足りないのか、寝ながらあっちへこっちへ転がっていく。ベッドから落ちそうになっている時もしばしばで、寝室のドアを開けた瞬間にビックリすることも…。
そういえば自分も子どもの頃はよく転がっていたと母から聞いた。布団から飛び出すのは茶飯事で、ひどい時には寝言を話しながら寝ぼけて歩き回っていたそうだ。
閑話休題。オレンジの薄明かりの中、二人を起こさないようにそっとベッドの自分の場所へ。寝顔を見ながら頭をポンポンとなでて目を閉じる。幸せそうな寝息を聞きながら5分もしないうちに夢の中へ。
家族といられることに感謝しながら、また明日もパパは仕事頑張りマス!

 

2012/08 さくら組保護者 齊藤様

父と息子

月日が経つのは早いもので、息子は年長さんとなり来年は小学校に入学します。つくし組の頃体調の悪い母親に代わって毎日抱っこして登園させていたことを懐かしく感じます。
私が幼稚園の頃の記憶はあまりありません。ただ非常にマイペースだったそうです。息子も私に似たのかとてもマイペースです。ただし私と違って、約束事はきっちり守るので「やくそくしたでしょ」と叱られることがしばしばです。
息子ははにかみ屋で、お友だちと遊ぶのも自分で選ぶことがあります。毎日元気に保育園に行く姿にいつも心の中で応援しています。休みの日になると、息子の大好きな「太鼓の達人」で遊ぶために出かけますが、その上達ぶりには驚きます。
もう抱っこやおんぶはできないし似合わないお兄ちゃんになりましたが、まだまだ甘えん坊です。そろそろ夜は一人で寝られるようになろうね。そして将来念願の「車を直す人」になって下さい。パパは応援していますよ。

 

2012/07 すみれ組保護者 小林様

寡黙で口数が少ない父と元気で明るい母。両親が懸命に仕事をしている姿だけが私の思い出です。その姿を見て「大きくなったら面倒を見てあげよう」と幼稚園時代には心に決めていました。
チャームポイントが笑顔の2歳と4ヵ月の娘たちは毎日よくおしゃべりをします。上の娘は鷲宮保育園が大好きで、先生方や友だちの話をよくしてくれます。たまに生意気なことを言い、祖父母を驚かせることも増えてきました。
平日は一緒に過ごす時間が少ないので、休日には娘が大好きなSLに乗ったり、私の趣味のテニスに連れて行くなど共に過ごしています。年に一、二度の家族旅行も楽しみの一つです。今年は海水浴デビューをしたいと思っています。(もうひとつはダイエット?)
今は両親を含め家族六人が仲よく暮らしているので「夢が叶ったかな?」と思っています。私の夢を叶えてくれた家族に感謝です!

 

2012/06 すみれ組保護者 木寺様

息子の好きなもの

気づけば息子はもうすぐ3歳。一丁前に会話もできるようになりました。
母親が大好きで、父親の私に対して「それたべちゃだめ!」とか、とかく厳しいことをいいます。
彼は天井についているファンが好きで、「どこに行きたい?」と聞くと「みどりのところでくるくるみたい」といいます。彼はファンのことを「くるくる」、カインズホームのことを「みどりのところ」といいます。そして私には「パパでんわ(携帯)みちゃだめ!」と、やっぱり厳しい一言。ケーズデンキにも通称くるくるがあり、私が行きたくないというと、彼の口から「パパ、でんわみていいよ」のお言葉が。もう飴と鞭の使い方を覚えたのですか?
彼は冬でもアイスが好きで、冷凍庫を開けては笑いながらバニラバーを持って走ってきます。途中まで食べて、私に「たべていいよ」といってくれます。そして彼はまた新しいバニラバーを食べ始めるのです。
あとはぶどうが好き。抱っこが好き。カレーはあまり好きじゃない。トーマスよりパーシーが好き。最近彼が聞いてきたことは「アートネイチャーってなに?」テレビも好きでした。

なんだか息子自慢?の文章になってしまいました。わしのみや保育園のお父様方、共に子育てがんばりましょう!

 

2012/05 もも組保護者 蔵田様

父と息子

早いもので息子が4歳になります。
私が4歳のころのことはまったく覚えていませんが、幼稚園が大好きで休まず通っていたことを覚えています。小学校、中学校も元気に登校していました。なにより大切な友人ができて楽しく通えたのだなと思っています。今では会える機会はほとんどありませんが、年に1回会えた時は遠慮しないでなんでも話せる大切な仲間だと思っています。
たくさん友達を作ることはとても良いことだと思いますが、大人になっても長く深い付き合いのできる友達をせひ息子にも作って欲しいと思います。

これからの日本を背負って行く若者よ!

器のでかい大人になって私を養ってください!?(笑)

でも「パパがすきなんだもん」ってまだ言って欲しいので、もう少しゆっくり成長していってね。そんなパパはもう三十路です。仕事は大変だけどこれからもいっぱい遊ぼうね。

 

2012/04 さくら組保護者 熊倉様

チームワーク

私は幼少時代を栃木県の岩舟町という田んぼや畑に囲まれた自然が多く残る田舎町で過ごしました。
小さいころの思い出といったら、サッカーしかありません。小学校3年生から本格的にサッカーを始め、高校を卒業するまでの間、一日の大半サッカーをして過ごしました。何事も中途半端が嫌いな性格で、やると決めたらとことん追求してしまいます。サッカーも上手くなりたくて、人一倍練習したりプロサッカーの試合を毎週テレビで見たり、毎日サッカーのことばかり考えていました。その結果、高校時代には全国高校サッカー選手権大会やインターハイ全国大会に出場するまでに成長することができました。

サッカーを通して学んだことの中で最も大切にしていることは、チームワークです。人見知りで引っ込み思案な自分の息子に一番知ってもらいたいこともこのチームワークの素晴らしさです。
チームメイトと助け合い、励まし合い、時にはぶつかって、お互いをわかり合っていく中でチームワークは作られていきますが、わしのみや保育園という集団生活でも同じ事が学べると思います。つまり、一人の力に頼らず皆で力を合わせひとつになればものすごいパワーを生み出せるのだということ、友達や先生と過ごす中で人を思いやる気持ち、助け合い、チームワークの大切さを知ってもらいたいと思っています。

息子もこれまでとは環境が変わり、まだ慣れないわしのみや保育園での生活ですが、たくさん友達を作ってたくさん楽しみを見つけ、たくさん笑って一日の出来事をうれしそうに話してくれる日を心待ちにしています。